マスコミ上では先日の党首討論はなぜか「野田総理の勝ち」ということになっているようですが、編集されていない映像を見てそんな印象を持った人はまずいないでしょう。実際、あの党首討論での野田総理の敗北は本当に惨めなものでした。
野田総理は、外遊を控えた土日の前日の解散を切り出すためにあの党首討論を設定しました。
野田総理の当初のプランはこうでした。まず「党首討論の翌々日に解散」という考えられる限り最も極端な隠し玉を用意しておいて、自ら要求した党首討論でこれを突然相手にぶつけ、想定外の提案で安倍総裁が討論のために用意していた追及内容を潰し、相手が混乱している隙にこれまで自民党が国民生活を人質にとってきたかのような・そして民主党が率先して身を切るかのようなお芝居をしながら解散を主導して見せる。
ところが安倍総裁はまったくこれに乗りませんでした。
安倍総裁がQ1で解散の決意を問うと、A1で野田総理は安倍氏の質問には一切答えずに自分が用意してきた話を披露し、「定数削減を今国会中に実現すると約束すれば今日“近い将来”を具体的に示す」と答えました。
しかし安倍総裁は総理が“近い内に”が何時かを明らかにするという提案に反応せず、Q2では野田氏の話を「あなたは私の質問に答えてない」と切り捨てた上で「党首討論で定数是正(0増5減)を先行させるとあなたは約束したではないか」と指摘して再度決断を促します。これを受けたA2で野田氏は16日という期日に言及するんですが、その前に「最悪、定数削減は来年でも」と自分から「今国会中」というA1での条件を取り下げてしまっています。
注意して見て頂きたいのは、野田総理は討論の序盤からしきりに時計を気にしていることです。また野田総理はこの日非常に緊張した様子で、安倍総裁のQ1を聞いている間から何度も唾を飲み込みQ2では唇の周りが震え始めます。
ちょうどこの日の午前中にも野田降しの活発化が報じられており、また野田氏は外遊中にそうした動きが一層激しくなることを恐れてました。総理辞任後の政治生命を担保することに全てを賭けていた野田氏にとって、代表のまま下野出来るかどうかは運命の分かれ道です。野田氏は党首討論の時間内に確実に解散を決めるために必死だったんです。
野田氏は、安倍総裁が解散について「約束ですね?約束ですね?」と念を押すと、背後の民主議員に気付かれないよう頷きはせずに安倍総裁を見つめたまま何度もまばたきで返事をしました。これは「ボクを引きずり降ろそうとする党から救って下さい」という野田総理のシグナルであると同時に、55年体制下から姿を変え名を変えて存続してきた朝鮮系政治工作集団のギブアップ宣言でもありました。この後、野田総理は周囲の民主議員に見られなかったかコッソリ左右を確認しています。もちろん録画されてるんですが、つい反射的にやってしまったんでしょう。
野田氏がよりによってこんな時期に消費増税を唱え始めたのは、全て将来の自分の政治生命のためです。恐らくTPPもそうでしょう。野田氏は我が身が可愛いばかりにデフレが続き震災で沈む経済を支えている国民に理不尽な負担を強い、国を売り飛ばそうとしたんです。ただ、野田総理は自分が悪いことをしているという自覚はあったようです。この党首討論は、注目される場で自分がやってきたことを正当化してみせる最後のチャンスでもありました。「身を切る論」という捏造世論から生まれた手法を利用し、消費増税が国民のためであったかのように思い込ませようとしたんです。しかし野田氏は最初に解散の条件として突きつけた定数削減を自ら引っ込め、確実な解散の取り付けを優先しました。代表の地位をもうしばらく守るためです。総理時代にやってきたことは自分自身のためだったということを、野田氏は最後の討論で認めてしまったわけです。
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posted by CanUCem at 18:37|
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2012年「朝鮮解散」
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